運命に引き裂かれた俺と脳内ポイズンベリー
今回は本髙くんの初外部舞台「脳内ポイズンベリー」のレポのような感想のような宛名のない手紙のような、ただただ長いだけの文章になりますゆえ、手持ち無沙汰で何もすることないわ〜といった暇人以外は読むのをおすすめ致しません。すんごい長いです。ビューンと飛ばし読みしていたただいて結構です。そしてめちゃくちゃというか、がっつり舞台の内容に触れているので気にされる方はここでどろんしていただけたら幸いです。
では皆さま、よい石橋ライフを。
「さぁ!脳内会議を始めよう!」
舞台「脳内ポイズンベリー」
◇公演スケジュール
[東京]新国立劇場 中劇場
3/14(土)-3/29(日) 全19公演
⇒ 3/21(土)-3/25(水) 全6公演
◇公式サイト[公演概要 | 舞台「脳内ポイズンベリー」 <オフィシャルHP>]
◇出演者
市原 隼人 脳内会議 議長:吉田
蓮佛 美沙子 現実を生きる本人 櫻井いちこ
早霧 せいな 脳内会議メンバーの<ネガティブ思考>池田
グァンス(SUPERNOVA) 脳内会議メンバーの<記憶> 書記:岸
本髙 克樹(7 MEN 侍/ジャニーズJr.) 脳内会議メンバーの<ポジティブ思考>石橋
斉藤 優里 脳内会議メンバーの<瞬間の感情>直感派:ハトコ
白石 隼也 越智宏彦 いちこの担当編集者
渡辺 碧斗 早乙女亮一 美大出身アーティスト
河西 智美 あずみ 早乙女の元カノ
浦田わたる(声のみ) 黒田 いちこの元婚約者
◇スタッフ
原作 「脳内ポイズンベリー」水城せとな(集英社クイーンズコミックス刊)
脚本 新井 友香・今奈良 孝行
演出 佐藤 祐市(共同テレビジョン)
美術 土屋茂昭・松生紘子
照明 吉川ひろ子
音響 山本浩一
音楽 オレノグラフィティ
映像 櫻井明男
ヘアメイク 宮内宏明
衣装 牧角綾乃
演出助手 山本真一郎
舞台監督 山本圭太
◇あらすじ
吉田は、議長として、優柔不断ながら日々紛糾する会議をまとめ上げようと、奮闘する毎日を送っていた。
普通とちょっとだけ違っているのは、彼が存在しているのは、ある携帯小説家、櫻井いちこの“脳内”だということ!
いちこの脳内は、吉田をはじめ、5つの思考が擬人化され<ネガティブ思考>の池田、<ポジティブ思考>の石橋、<瞬間の感情>のハトコ、そして<記憶>担当で書記である岸が、それぞれ別の人格として議論を戦わせ、いちこの言動や思考回路を司っていた。ある日いちこは、飲み会で一緒になって以来気になっていた年下男子・早乙女に、偶然遭遇する。
「運命の再会」に脳内はたちまちパニック状態に!
吉田を中心とした脳内会議の多数決でひとまず話しかけてみたはいいものの、つれない反応に会議はまたまた、すったもんだの大騒ぎ…。
さらにいちこの担当編集である越智も、いちこに恋心を寄せはじめ…果たして、いちこは幸せになることができるのか?
人生最大の三角関係が勃発する中、吉田を議長とする脳内会議のメンバーは、本当にいちこの幸せな道を選ぶことができるのか!?
本来の初日は3月14日。
3月2日 予定通りの催行を目指して準備を進めているとの発表
3月11日 新型コロナウィルス感染拡大に伴う公演一部中止のお知らせ(中止期間:3/14〜3/19 全6公演)
3月19日 政府の感染症対策本部の方針待ちに伴う公演中止期間延長のお知らせ(中止期間:3/14〜3/20 全8公演)
3月20日 3月21日より催行予定決定のお知らせ
3月21日 「脳内ポイズンベリー」初日
3月25日 再び新型コロナウィルス感染拡大に伴う公演中止のお知らせ(中止期間:3/26〜3/29 全5公演)
3月25日 「脳内ポイズンベリー」千秋楽
◇上演時間
1時間50分 (途中休憩なし)
◇グッズ
パンフレット ¥2,000
トートバッグ ¥1,300
アクリル付ファーチャーム ¥1,300
◇初日公演
3月21日(土)開場/12:30 開演/13:00
定刻通り暗転、BGMスタート
BGMがあまりにもぽん。ぽんぽぽんぽんぽんぽんぽんぽんぽんぽんぽんぽんぽん〜♪
深い森に迷い込んでしまったときのような、深みへ立ち入ってしまったときのようなBGM。ぽん。
【1場】
吉田の唸るような泣き声から始まり、上手セット奥から石橋登場。いちこの暗黒付箋時代の過去。吉田に詰め寄る本髙くん。シリアスなポジティブって難しいなと感じた。発声めちゃくちゃしっかりしてる……
〜ぽちゃんと水の中に潜るときのようなBGM〜
水の中→おさかなや息ができないに繋がったりするのかなと。
【2場】
早乙女再会、円卓でわちゃわちゃ。舞台のコンセプトをぎゅっとまとめてワンシーンにしたような場面。テンポ感めっちゃ良い。この時点ですごい台詞量。岸さんの話を聞くときの上目遣いに相槌がぶりっこすぎる。罪。恋。石橋。多数決のときの「はい!」が可愛すぎる。小学生のそれ。
【3場】
円卓わちゃわちゃ。牛丼のくだり好き。「ひさしぶりだったしね!牛丼」の言い方めちゃくちゃキューーーンだった。言い方すごく工夫してる感じ。緩急と言葉の温度が変化する台詞回し。セットの階段に躍り出てひとり芝居回想するところも、ハトコとハイタッチするところも可愛い!とにかくテンポがはやくて表情もコロコロ変わって話もぽんぽん進む。いちこがコロコロ、ハトコがエアコロコロしてるとき、脳内会議の椅子をコロコロに見立てて一緒に真似っこコロコロする石橋。お茶目か
「ストーーーップ!」のときのきらきらりんとした笑顔がめちゃくちゃ眩しくて、恋
【4場】
黒いちこに眠らされる
【5場】
「そうそう!今までしなかったようなことをして〜」のくだりの最後のイェイ!のかわいさたるや……テンション高い石橋かわよ……
【6場】
基本話し方が甘い!ずるさはないのにずるい!かわいい!池田に足を踏んづけられた吉田を介抱する石橋。つま先ガッて掴んでくっつけてて笑った それで治るんか?!
どうしよう!どうしよどうしよ!やばい!やばいよやばいよ!がエコーかかってるの面白かった
【7場】
早乙女と再会。いちこ+脳内会議メンバーで揃って謝るくだりで、自分の身なり整えるついでに吉田のスーツのシワもぱんぱん伸ばして直してあげる石橋。ハトコに任せる〜って吉田が崩れ落ちたあとに、池田と「吉田ァ〜〜!」ってネガポジがハモるのめっちゃ面白かった!そしてその後のネガポジ!「もうネガらなくていいんだ!」で池田をぎゅっと包み込む石橋〜〜〜!包容力〜〜〜〜!そしてあずみ登場で秒で突き飛ばされる石橋。あずみに蹴飛ばされて泣いてるハトコを慰める石橋、恋。「疲れてても〜」の言い方、あまりにも柔く優しく温かくて恋。
【8場】
「考えてみたら〜」の言い方!そして言いながら両手でキツネつくってチュッチュさせる石橋!イチャイチャの概念(笑)
早乙女登場前、シーツピシッと整える石橋。おさかなとチューリップのオブジェをもらってステージのど真ん中でごろんする石橋。かわいい。でろんでろんムードに「キューンキューンキューーーン♡」なハトコ、「い〜じゃん!この波に乗っちゃお〜う!」な石橋可愛すぎ……
そしてときめきで波乗りのポーズから少しずつ後退っちゃう石橋〜!細かなお芝居がうまい!
〜おさかなとチューリップの意味の話〜
「どちらかは息ができてない」
【9場】
ハトコをおんぶして下手扉から登場。ハトコをおんぶして!登場!数多くあるキュンポイントのひとつ。可愛い女の子おぶってる自担が観れるなんてどんなご褒美だよ。そしてなぜかおぶっている両手をグーにしてる石橋謎カワ
ハトコ「オチサンイイヒト!」かわいい。
黒田の話辺りの表情。無じゃないんだけど限りなく無に近いすこし寂しげな表情。階段の端っこに腰掛けて俯いている。からの越智さんのキスで左右にきょろきょろ泳ぐ目!!!!!黒崎くんの小松菜奈ちゃんみたいなあれ!!ここめちゃくちゃ可愛かったなぁ〜
そしてない!からのスル〜!の可愛さよ
【10場】
Donny's!街中で出会うデニーズすべてが愛おしくなるマジックにかかりました。吉田との掛け合いで「しょうゆうことぉ?」っていう石橋はさすがに罪、まだ背中に羽根がはえていないだけでもしかして石橋は天使なのかもしれない……
10場お気に入り!「たぶん彼は自分がひどいことをしたなんて認識はなくて、むしろ運命に引き裂かれた俺といちこってストーリーになっちゃってるのかもね」って越智さんの言葉をうけて俺といちこか〜ってふむふむしてみせる石橋。かわいい。
そして後半のドタバタ!ストーップ!からの越智さんの顔をグイッと向ける石橋からのすりガラス越しの石橋と脳内会議メンバー(笑)表情はギリギリみえるくらいの絶妙なすりガラス具合!息がかかって口元が白くなるすりガラス越しの石橋の横顔、めちゃくちゃ美しや。
【11場】
切り替えのはやさよ。私もついていけない。けどかわいい。ここですこしだけ石橋が浮いた存在になる予感のようなちょっと温度差のある雰囲気が出始めるところでもあるのかなぁと。
【12場】
円形セットの前に1列になって座り込む。「た〜まや〜!」かわいい。すんごいかわいい。自制しない早乙女に「早乙女ェ〜!」ってハモるネガポジ。ネガポジがハモる場面がちょこちょこあって、やっぱりこの2つの感情の間にある表裏一体みたいな部分を表現しているのかなぁと。にしてもネガポジ濃いなぁ〜〜
〜突然の岸さん歌唱スタート〜
25日だけ前半パートが日本語じゃなくなっててびっくり!21〜24日は日本語だったのに!謎
しかしめちゃくちゃ良い声や……
【13場】
13場もお気に入り!なんといっても「そだねぇ!」の言い方よ!!!!!!
「そ→だ⤴︎ねぇ⤵︎」
そして「あの実は!〜」のハキハキな石橋の声と笑顔がめちゃくちゃ好き!「いよっしゃーー!」って階段をダーッと駆け上がっていくときのお尻もぷりぷりで良かった!
【14場】
すこしこの辺でも石橋の浮き具合が感じられるような…?って感じ。
そして早乙女登場。越智さんだと思った石橋が「うそ!はやっ!」ってぴょこんと立ち上がるのすんごい可愛かった!So cute...
そして早乙女の言葉に反応して飛び出していきそうになるハトコをヘッドロックする石橋と足元を抑える池田!ここ!ここ!ここ!キューーーーンポイント。石橋とハトコの身長差に恋しちゃったよね……石橋好き………
そして「このままじゃ!だめだろ!!」って吉田を止め叫ぶのは石橋なんだっていうところがすこし驚いた。このまま黒いちこに任せちゃおうって感じではないんだなと。ここがただのポジティブといちこを幸せにするためのポジティブの角度、意味合いの違いなんだろうな。
【15場】
「とりあえずテンション合わせとこ!」を言ったときの石橋の表情とそのあと暗転してからもねっ?ねっ?って脳内会議メンバーをみる表情が不憫でかわいかった……ちょっとずつ温度がずれていってるのを分かりやすく感じさせるテンションの高さ。すごい……
【16場】
早乙女爆発。どんどんフォローの手が回らなくなっていく石橋。シリアスな場面に反して、つとめてポジティブに振舞う石橋の異様さがあまりにも空虚ですごかった。言葉は明るいのに何を言っても虚しく空回る、本髙くんの振り幅どうなってるの……野菜も食べろよ早乙女……
【17場】
ここ!エレベーター内で越智さんの肩に顎のせする石橋可愛い!あざとい!天才!すこし前に嶺亜の肩に顎のせしてた感じで、顎のせしながら肩越しに越智さんを上目遣いする石橋あざとい!石橋好き!そして最後の「越智さんとの〜」を下手扉から颯爽と現れてぐっと力込めて言うものの池田に咳払いひとつであしらわれる石橋不憫かわいい
【18場】
正直毎回すごく辛かったシーン。いちこにポジティブになんてなれないと言われ、脳内会議メンバーに駆け寄っていっても拒絶される石橋を見るたびに辛くてしょうがなかった。しかも戸惑いながらも柔らかく笑いながら駆け寄るんだよ、石橋は。それを正面から否定される。そして「俺はさ……!俺は…」と何かを言いかけて消える石橋……
観るたびに心抉られるすんごい辛いシーンだったけど、それ以上に本髙くんのポテンシャルの高さに戸惑うシーンでもあったな。世界が本髙くんを見つけちゃいますよこれは…
【19場】
あずみ登場、早乙女と表面上の仲直り。
池田「石橋の意見なんて聞かなくても、上手いこといってんじゃない!まぁどうせ、この後ろくでもないことが起きるんだけどね!にしても石橋が余計なこと言わないと楽ね。無駄な会議なんてすることなかったのよ。あぁ〜楽!静かで楽〜!」石橋が消える前の空虚さが池田にもみえた気がした。石橋好きだから辛いひとこと。石橋が好きすぎて石橋の肩を持ちすぎて何もかもが辛い。
【20場】
映画化決定。地雷。再び早乙女爆発。おさかなのオブジェを壊す早乙女。泣き崩れるハトコ。
ハトコ「早乙女好き…!でも、石橋がいないとみんな生きられないよ!ねぇ!ねぇ!石橋はどこ?ねぇねぇ!」
池田「そうよ石橋…石橋が止めてくれなきゃひたすらネガティブに突っ走るしかないじゃない…!石橋!いつまでうじうじしてんのよ!そんなキャラじゃないでしょ?!なんで止めにこないのよ!私たちだけでどうしたらいいのよ!」
吉田「そうだ!我々、櫻井いちこに必要なのは早乙女じゃない…!石橋だ!」
ここの脳内会議メンバーたちの言葉はすごくジーンときたなぁ(石橋に恋してるので…)
そしてみんなで石橋の名を呼ぶ……そして聞こえてくる石橋の声…
【21場】
「おさかなは、おさかなは死んでしまった…」
これですよ。慈悲深い柔らかな声。
なんだその声は。女神の囁きか?
そして泣きながら駆け寄ってくるハトコを片手で受け止め、優しくかける言葉が
「ごめんね?心配かけて」
なんです。もうめっちゃ良いシーンなのにキューーーーン!キューーーーン!キューーーーン!が止まらない。私の中のハトコが全力疾走してる。石橋好き!!!!!
吉田「やっとわかった。確かに、早乙女のことは好きだ。だが無理してまで一緒に居ようとして石橋が消えてしまった…!幸せになりたいと願ったのにそれじゃ意味ないだろ?」
吉田「誰を好きになったって構わない!大事なのは、大事なのは、早乙女といる自分を愛せるかってことなんだ。それが無理なら、もうお別れするしかない。」
ここの吉田の話を聞いている石橋の表情がなんともいえない優しい表情で。さっきの拒絶の痛みがあるからこそ、一際この吉田の言葉が胸にぐっときたなぁ。
【22場】
早乙女とのお別れ。ステージ中央、円形セットの上にぎゅっと並び立つ脳内会議メンバーの5人。
ハッと息を飲むほど優美な表情の石橋の頬をすーっと伝う涙。なんて美しい涙を流すひとなんだ。ここでも石橋は笑っていた。笑いながら表情には悲しさをみせず、涙を流す石橋。左胸をぐっと掴みながら泣く石橋の姿は、息苦しさの表現だったのかなと思ったり。
そして、
「でもこれで、息ができる……」
のあとにハトコがいちこに駆け寄っていって、そっと手を差し伸べるシーン。
いちこがハトコと共に天に向かって手を差し伸べた瞬間にパッとスクリーン一面にチューリップが咲き誇るんだけど、この瞬間の石橋の笑顔がもう、もんのすごくきれいだったんだよね。パッと花が開く様子に近い、戸惑いや迷いの雲ひとつない真昼のような笑顔で、石橋が心の底から笑うとこんな笑い方をするんだってすこし泣きそうになった。あまりにも綺麗できれいで「なんて笑顔だ…」って面食らってしまった。
【23場】
越智さんの脳内!越智さんスタイルで青のネクタイで登場。青のネクタイがそれはそれは似合うんです。
ちなみに脳内会議メンバー全員が越智さんスタイルに色直ししてる。いちこの脳内の岸さんは洋書っぽいアンティークな装丁で裏表紙にチューリップの箔押しがしてあるノートを持っていたのに対して、越智さんの脳内の岸さんは齧られていないりんごマーク付きのiPadもどきのタブレットを持っていて、記録媒体ひとつとっても人柄ごとに変化させていたのがすごく面白かった!
最後の吉田の「決をとる!」でぐっと拳を握ったと思ったら、BGMがすこしボリュームアップするタイミングに合わせてちょこっと縦に動かしたりして最後まで茶目っ気たっぷりな石橋!石橋好き!
〜Fin〜
カテコ3回
2回目は市原隼人さんの挨拶、キャスト全員で手を繋いで挨拶。3回目はスタオベでキャスト、客全員で一本締めして終演。
このカテコのときの本髙くんの笑顔が本当に忘れられなくて。すごくすっきりしたような、それでいてきらきらの笑顔で客席を見渡していた。どんな気持ちで、客席を見ていたのだろう。あの客席からの景色はたぶんこれからずっと忘れられないんだろうなぁ。そして25日のマチネにだけぶっ込んできたお腹ぽんぽん!あれも忘れんぞ!やってくれてありがとう!控えめにでも無邪気にぽんぽんする本髙くん、めっちゃかわいかった!!
ここからは、感想みたいな手紙みたいなひとりごと。
本髙くんの初めての外部舞台は、コロナの影響でもともと19公演あった公演数が大幅に減って全6公演に、そしてこの公演で最後だと知ることもなく幕を閉じていってしまった。
初めては一度しかない。何より演劇は生きもので、同じものは二度と観れない。再演してくれたとしても、それはまた別のものなってしまう。
本当だったら大好きなお友達と4人で観るはずだった初日、涙はここまでとっておこうと決めていた千秋楽。本当は舞台がはじまる前からもっともっともっと祝いたかった。自担の外部舞台出演なんて祝祭ものだ。もっと晴れやかな気持ちですこしのワクワクとドキドキに包まれながら初日を迎えるはずだった。世界レベルの厄災、どうやっても抗えなかったことは分かっていても「どうして、なんで、なんでいまなの?」が止まらない。突然の中止を受けて、受け止めて、冷静なふりして、でも本当は本心はもっともっと本髙くんの等身大のいまを観ていたかった、もっともっともっと石橋に会いたかった。
とここまで打ったところで、ちょうどこんなISLAND TVが上がってきて。
本髙克樹「脳内ポイズンベリー」への想い
— ISLAND TV更新情報 (@islandtv_up) 2020年4月1日
本髙くんが出演した舞台「脳内ポイズンベリー」について想いを語りまTH!https://t.co/VffAlKgZF2 #ISLANDTV
本髙克樹「脳内ポイズンベリー」への想い | ISLAND TV
愛に溢れた、思いやりのたくさん詰まった、本髙くんなりのいろんな人へのありがとうと舞台への想いが込められた動画。
あの日行き場をなくした涙がやっと帰る場所を見つけたかのようにぶわっと溢れ出してきて、全然止まらなくて、今ぐしゅぐしゅのでろんでろんでこれを打ってる。涙で滲んで途中から全然見えなかった画面が、石橋出てきた途端あまりのかっこよさにびっくりして涙一回引っ込んだしもうなんなんだ。どこまで本髙くんと石橋は救ってくれるんだ。
このタイミングで本髙くんの顔を見ながら、本髙くんの言葉で、本髙くんの想いを聞けることが、ファンにとってどれだけ幸せで、どれだけありがたいことか。なんてお礼をいえばいいのか分からない。
不安なことも多くて、悲しみや無力さに押しつぶされそうな日々が続いているけど、底抜けに明るくて、周りを巻き込んで優しさで包み込んでくれる石橋を思い出すたびにすこし明るくなって救われる自分がいる。たぶんそれはわたしだけではなくて、あなたはたくさんの人の心を救済してくれている。
もうどうまとめればいいか全然分からなくなってしまったけど、私は本髙くんに出会えてとてもしあわせです。素敵な舞台に連れてきてくれてありがとう。
この舞台があなたの夢をささえるような、未来への分岐点のひとつになることを祈って。
おわり