パンダリロン

‪この出会いが未来への分岐点‬

夏の終わりに想うこと

 

無所属のJr.の出番が一度もなかったというレポが昨日の少年収終了後、TLを駆け巡った。

(正確には前田作間大光五十嵐がついた「Alright」のみ)

 

 

そもそもザ少年倶楽部とは、

コンサートや舞台で大活躍し、今やジャニーズの先輩たちをしのぐ勢いのジャニーズJr.たち。彼らの魅力を100%引き出すステージショーが『ザ少年倶楽部』です。将来の活躍が期待されるジャニーズJr.たちがNHKホールに集い、若さあふれる歌と踊りのパフォーマンスを繰り広げます。

 

“将来の活躍が期待されるジャニーズJr.たち”

もちろん活躍が期待されているからユニットが出来て、需要があるからマイクを持てる機会がたくさん与えられる。

 

マイクを持てる機会がたくさんあればあるほど、必然的にファン層が広がりやれることも増えていく。ファン層が広がりステージに立てる機会が増えると、さらに所属するユニット用の新曲を作ってもらえたりする。

 

“デビュー前のユニットに対して”だ。

そんなユニットが今、ジャニーズJr.内に8グループある。計41人。

 

 

表と裏が常にセットになっているように、光のすぐ近くには影が存在する。

 

 

ジャニーズJr.を応援する人々の中での呼び名で、ユニットに属さない無所属のJr.を「無所」と呼ぶ。彼らは影と例えるには忍びないほどの輝きを放ち、著しい変化の中を必死にもがく青い魅力に溢れている。

 

ユニットに所属しない彼らが活躍できる場面は、デビュー組のバックであったり既にユニットを持つJr.のバックである。主に月に二度ある少クラのバックと先輩グループの歌番組やコンサートのバックがある。

 

話を最初に戻すと、この無所の活動の中でも比較的安定してバックに起用されることが多い少クラでの先輩グループやユニットなどのバックが、今回の収録ではほぼ無かった。「個性」がテーマの収録で、無所の個性はまるっきり無視していくスタイルらしい。

 

そうか、そうくるようになったのか。

TLに広がる無所担の不満の声を横目に、私はしばし絶望していた。無所がステージに立てる機会を月に二度も与えてくれていた少クラについに裏切られた、信じていたのに。そんな感じ

 

その後、よくよく収録のレポを読むといつも通りデビュー組がいろいろ歌い、ユニットは各々ユニ曲とかメドレーとかいろいろ存分に歌っていたらしい。

 

正直自担と年齢も歴もそんなに変わらない子たちが、ユニットを組んで活躍していたりするからすごく羨ましいったりゃありゃしない。

 

けど、光が当たらないからといって、ステージに立てないからといって、マイクが持てないからといって、それが担当を嫌いになる理由にはならないし、私が担当でいることを諦める理由にはならない。そもそも普段はそんなこと考えない。

 

それでも今回の様なことは多くはないがあって、そういうことがある度にふと思う、

 

ユニットに所属しなければスポットライトが当たらないこの時代に、私は、あなたを応援したいのです 

 

 先日、番組で松岡くんと大吉が話していたジャニーズ事務所に送られてくる履歴書の数の話題で「1日1000通で、1ヶ月3万通。かける12ヶ月で36万通 (送られてくる) 」と言っていた。

 

 

多分誰の目にも留まることなく“アイドル”を諦めていく人間が、全国に何十万人と居るんだろう。

 

 

さらには、まだあどけない少年だった頃からアイドルを続けてきた人が、たくさんのファンをおいて呆気なく事務所を辞めていく。それを目の当たりにして、立場を理解して空気を読んで、そんな生きづらい時代で多くの選択肢を抱えながらもがく彼らを私はこれからも応援し続ける。

 

 

どうかそんな彼らにもよりたくさんのチャンスが訪れますように

 

 

おわり